もも太の食欲旺盛っぷりにおやつのりんごを箱買い。
玄関の廊下がひんやりしてるってことで置いていました。
3月15日(金)わんこ先生が来てくれてお迎えに行き
なにを思ったのかりんごを1個咥えて走り回ったのです。
取り返した時は3分の1くらい無くなっていたけど、まぁりんごだしねってことで笑って済ませた。
まったくもう!!って呆れながらもパピーの頃でさえこんなことしなかったのにねぇ、
ステロイドハイってこんなことまでしでかしちゃうのかしらねってため息ついていました。
しばらくして泡を吐き出し ただごとでは無い状態になったのです。
慌てて病院に走りました。
なんとりんごの大きなかけらが喉に詰まっていたのです。
内視鏡で見るとりんごがドド~~ンと詰まっていました。
それをりんごの果肉部分だけだから消化するねってことで棒状のもので胃へ押し込んでもらいましたよ。
これがボールだとかおもちゃ類などの異物だったら大変でした。
押し込む作業より引っ張り出す作業のほうが大変ですもんね。
とは言え この処置をするのだって短時間と言えど沈静しながらでした。
ほんの短時間で終了しすぐに覚醒し、酸素室で30分回復を見守ってから帰宅。
とんだ事件になってしまいました。
廊下にもも太の目線の高さで箱のふたが開いた状態のりんごを置いていた私のとんだ不注意だけど
まさかねぇ大人になってこんなことになるなんて思いもしなかった。
こんなことがありながらも翌日りんごの皮をむいたのを食べる?って差し出すと…
喜んでパクリ

懲りなかったようです。
りんご嫌いにならなくて良かった。
その翌日また病院へ行き血液検査。
数値に問題無しとのことで2回目の抗がん剤ロムスチンを今度は5カプセル頂いてきました。
もも太の体重には最大7カプセルとのことだったけど5カプセル。
それでも前回と違って投与から4日後あたりから確実に副作用が出るでしょうとのこと。
そしてこの後はステロイドは5錠に減量。
毎日飲むのに抗生物質、胃薬、吐き気止め、ビオフェルミンが処方されました。
まだまだ見た目は少しほっそりしたけど食欲旺盛で普通に過ごしていました。
そうそう1月末に半年間の寛解の状態を再確認するためにエコー検査とにレントゲン検査をしました。
その時新たにわかったことがありました。なんと腰椎ヘルニアの初期でした。
う~~ん、これは最初の抗がん剤治療の時にかなり筋肉が落ちたことと関係あったのかな。
冬のつるつる路面とズボズボ埋まる雪の中での遊びは制限するようになりました。
ステロイド投与で筋肉はさらに落ちたし関節の痛みなども少しずつ出始めていたのでしょうね。
それでも寝たきりにさせないために適度な運動は不可欠ともも太の様子を見ながら
わずかでも気分転換程度に運動とは言えない程度の運動をしていました。
遊びたがるのをトコトン制限するのは心苦しかったので止めるつもりはありませんでした。
いつからか自主的にもういいわって切り上げるようになって来ました。
こちらがもういいんだ…って感じるほど短い時間の遊びでしたが満足そうだったのでこれでいいのだと思いました。

食べ物に対するこの執着心…これぞまさしくゴールデン。

ちょ~だい! 好き勝手やってたすみれもおやつ欲しさに集合。

ちっ、出遅れちゃったってな感じのすみれ。

気を取り直して兄、姉の後で待機。 待てばもらえることは知っているらしい。

そ~と~美味しかったのか微動だにしないもも太とさりー。
素晴らしい集中力だこと。

何はともあれもも太兄ちゃん最優先のおやつタイム。

この食欲がいつまでも続いてくれるといいなと思っていました。
内視鏡での処置。
ごく短時間とは言え麻酔による沈静をしたのでその後を心配していました。
けれど翌日には何もなかったように過ごせたのでほっとひと安心。
そもも太の残念な思い出ががひとつ増えました。
こんなとんでもないハプニングもありながらも
3月17日(日)、予定どおりに2回目のロムスチン5カプセルの経口投与を終えたのでした。
tag : ゴールデンレトリーバー