5月を今頃振り返る
2012.06.11(Mon)
もも太の「リンパ腫」をご心配してくださりありがとうございます。
抗がん治療を開始してこの1ヶ月、ハラハラ、ドキドキの連続でした。
ちょっとの変化に一喜一憂している情けない飼い主でした。
もも太の様子を記録しつつご心配いただいている皆さまに近況をお知らせしようと思いつつ
なかなか更新する気持ちになれずにおりました。
なにせ、リンパ腫関連の学びのためにパソコンに向かう時間が長くって^^;
そのかいあってか薬剤に多少詳しくなれたかもしれません。
↑ 5月3日、みんなで緑地で走りました。
前日大学病院で検査をして抗がん治療に入る前段階のエル・アスパラギナーゼを投与しました。
もも太は12回の抗がん治療プロトコール(あらかじめ定められた治療計画)の
4回を終えることができました。
3ヶ月毎週抗がん剤投与です。
お世話になっている大学病院ではこの治療計画が一般的なんだそうです。
5月9日に始まり16日、23日、30日、6月6日と本来なら5回終了しているところなんですが
5月23日が副作用により一回休みになりました。
抗がん剤名:ドキソルビシン これを◎とします。
抗がん剤名:ビンクリスチン これを○とします。
◎○○これを4回繰り返します。
5/9 16 23 30 6/6
◎ ○ 休み ○ ◎・・・○○◎○○◎○○で12回。
今はこんな感じで進んでいます。
これで寛解という症状が一時的に軽くなったり,消えたりした状態を目指しています。
悲しいことですが「リンパ腫」に完治はないのでこの寛解という状態が最善となります。
そしてこの状態を1日でも長く過ごすことが目標です。
抗がん剤投与の他に服用している薬
抗生剤 バイトリル 1日1回4錠
胃薬 H2ブロッカー ガスター10 1日1回3錠
吐き気止め プリンペラン 1日3回、1回2錠
これだけです。
ステロイドは使わないことを選択しました。
◎で表しているドキソルビシンは強い抗がん剤です。
1回目からいきなりこの強い抗がん剤投与でした。
投与後2日くらいから食欲不振、嘔吐、下痢 、高熱が出たりすると危険ですと言われました。
副作用で白血球が減少すると敗血症を引き起こしますとも言われました。
5月11日夜から食欲が無くなり心配しました。
それでも下痢も嘔吐も無く16日を迎えました。
血液検査の状態も悪くなかったので2回目のドキソルビシンを投与。
こちらはほとんど副作用の心配は無いと言われたのですが…。
18日から食欲無し。19日の午後には嘔吐が始まりました。
前日から食べていなかったので固形物は無し。
夜には水を飲んでも嘔吐の気配が無かったのでアイスクリームを溶かしそこにサプリメントを入れてみました。
美味しそうに舐めました。
その後も嘔吐することは無し。
大丈夫かな?と思っていました。
20日、ぱぱちゃんに留守番をお願いしさりーとすみれを連れて警察犬の練習会に参加。
帰ってきたらパンを食べたとのこと。
下痢も嘔吐も無いってことで安心。
わんこ先生にも甘えていました。
そして夜、ぐったりしているので熱を計ると40,5度。
夜間救急病院へ走りました。
ステロイドの注射で熱を下げることと、点滴するくらいしか処置はできないとのことでした。
この状態にステロイドなんてとんでもないとお断りして点滴もせずに帰ってきました。
翌21日の朝には夜間救急病院から大学病院に連絡が入っていました。
こういう連携ができているってありがたいです。
大学病院から電話がありすぐに来てくださいとのこと。
そのまま入院しました。
制吐剤を静脈から注入し点滴もしてもらいました。
先生曰く、最悪の状態を自力で回避していたようですとのこと。偉いぞもも太♪
一泊入院で22日にはぐんと元気になって帰って来ることができました。
翌日火曜日には中庭で遊び食欲も戻ってしっかり食べたんだとか。
中庭でボールで遊んでると次々人が来てくれてそのたびに挨拶にいってたようです。
良い子でしたと褒めてもらいました。
どこまでも愛想のよいもも太らしいその姿が目に浮かびます。
こんなことがあったので23日に予定していた抗がん治療は1回休み。
白血球はもともと下限ギリギリくらいしかないもも太です。
21日には1300まで下がっていました。
そのうちの好中球は計算上800~900。
なんとか白血球を上げないと次の治療も難しくなります。
とにかくしっかり食事を取って体力を回復させれば白血球も戻ってくるはず。
幸い、この1週間の治療のお休み期間がもも太の体調を回復させるのはもってこいだったようです。
食欲は旺盛でなんだって食べてくれました。
パピー並みの500グラムのフードに良いとされる食材はなんでも食べてくれました。
体調が安定していたのでもも太も一緒に27日の北海道ブロック訓練競技会には予定どおり参加できました。
もも太兄ちゃんは治療に頑張っているんだから、私達も頑張らないとねっと思ってくれたのかな…。
さりーもすみれも頑張ってくれました。
そして週が明けた30日に一週遅れの3回目の抗がん治療を済ませました。
これがざっと5月の我が家の様子です。
自慢?の胸の飾り毛が風にワサワサなびいています。
検査のためにお腹の毛を刈られちゃったので普段は見えないものが見えてます^^;
2枚連続で後ろ姿には訳があります。
お尻の飾り毛もモッフモフしていましたね。
横向き姿がこれくらいしかないんだけど、
強風でなびいちゃっているけど毛量の豊かさがわかるってもんです。
ちなみに左端でひっくり返ってクネクネしているのはすみれたん。
悲しいがな今は抗がん剤の影響で胸、お尻の飾り毛はごそっと抜けました。
全体的に抜けているのでなんとなくスカスカしています。
尻尾だけ長いのも不思議だったのでそれに合わせて少々カットしました。
少し寂しい気がするけどこれからの季節、サマーカットしたと思えばいいかってなもんです。
5月の1ヶ月の様子をざっとまとめただけでもこの長文。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
抗がん治療を開始してこの1ヶ月、ハラハラ、ドキドキの連続でした。
ちょっとの変化に一喜一憂している情けない飼い主でした。
もも太の様子を記録しつつご心配いただいている皆さまに近況をお知らせしようと思いつつ
なかなか更新する気持ちになれずにおりました。
なにせ、リンパ腫関連の学びのためにパソコンに向かう時間が長くって^^;
そのかいあってか薬剤に多少詳しくなれたかもしれません。
↑ 5月3日、みんなで緑地で走りました。
前日大学病院で検査をして抗がん治療に入る前段階のエル・アスパラギナーゼを投与しました。
もも太は12回の抗がん治療プロトコール(あらかじめ定められた治療計画)の
4回を終えることができました。
3ヶ月毎週抗がん剤投与です。
お世話になっている大学病院ではこの治療計画が一般的なんだそうです。
5月9日に始まり16日、23日、30日、6月6日と本来なら5回終了しているところなんですが
5月23日が副作用により一回休みになりました。
抗がん剤名:ドキソルビシン これを◎とします。
抗がん剤名:ビンクリスチン これを○とします。
◎○○これを4回繰り返します。
5/9 16 23 30 6/6
◎ ○ 休み ○ ◎・・・○○◎○○◎○○で12回。
今はこんな感じで進んでいます。
これで寛解という症状が一時的に軽くなったり,消えたりした状態を目指しています。
悲しいことですが「リンパ腫」に完治はないのでこの寛解という状態が最善となります。
そしてこの状態を1日でも長く過ごすことが目標です。
抗がん剤投与の他に服用している薬
抗生剤 バイトリル 1日1回4錠
胃薬 H2ブロッカー ガスター10 1日1回3錠
吐き気止め プリンペラン 1日3回、1回2錠
これだけです。
ステロイドは使わないことを選択しました。
◎で表しているドキソルビシンは強い抗がん剤です。
1回目からいきなりこの強い抗がん剤投与でした。
投与後2日くらいから食欲不振、嘔吐、下痢 、高熱が出たりすると危険ですと言われました。
副作用で白血球が減少すると敗血症を引き起こしますとも言われました。
5月11日夜から食欲が無くなり心配しました。
それでも下痢も嘔吐も無く16日を迎えました。
血液検査の状態も悪くなかったので2回目のドキソルビシンを投与。
こちらはほとんど副作用の心配は無いと言われたのですが…。
18日から食欲無し。19日の午後には嘔吐が始まりました。
前日から食べていなかったので固形物は無し。
夜には水を飲んでも嘔吐の気配が無かったのでアイスクリームを溶かしそこにサプリメントを入れてみました。
美味しそうに舐めました。
その後も嘔吐することは無し。
大丈夫かな?と思っていました。
20日、ぱぱちゃんに留守番をお願いしさりーとすみれを連れて警察犬の練習会に参加。
帰ってきたらパンを食べたとのこと。
下痢も嘔吐も無いってことで安心。
わんこ先生にも甘えていました。
そして夜、ぐったりしているので熱を計ると40,5度。
夜間救急病院へ走りました。
ステロイドの注射で熱を下げることと、点滴するくらいしか処置はできないとのことでした。
この状態にステロイドなんてとんでもないとお断りして点滴もせずに帰ってきました。
翌21日の朝には夜間救急病院から大学病院に連絡が入っていました。
こういう連携ができているってありがたいです。
大学病院から電話がありすぐに来てくださいとのこと。
そのまま入院しました。
制吐剤を静脈から注入し点滴もしてもらいました。
先生曰く、最悪の状態を自力で回避していたようですとのこと。偉いぞもも太♪
一泊入院で22日にはぐんと元気になって帰って来ることができました。
翌日火曜日には中庭で遊び食欲も戻ってしっかり食べたんだとか。
中庭でボールで遊んでると次々人が来てくれてそのたびに挨拶にいってたようです。
良い子でしたと褒めてもらいました。
どこまでも愛想のよいもも太らしいその姿が目に浮かびます。
こんなことがあったので23日に予定していた抗がん治療は1回休み。
白血球はもともと下限ギリギリくらいしかないもも太です。
21日には1300まで下がっていました。
そのうちの好中球は計算上800~900。
なんとか白血球を上げないと次の治療も難しくなります。
とにかくしっかり食事を取って体力を回復させれば白血球も戻ってくるはず。
幸い、この1週間の治療のお休み期間がもも太の体調を回復させるのはもってこいだったようです。
食欲は旺盛でなんだって食べてくれました。
パピー並みの500グラムのフードに良いとされる食材はなんでも食べてくれました。
体調が安定していたのでもも太も一緒に27日の北海道ブロック訓練競技会には予定どおり参加できました。
もも太兄ちゃんは治療に頑張っているんだから、私達も頑張らないとねっと思ってくれたのかな…。
さりーもすみれも頑張ってくれました。
そして週が明けた30日に一週遅れの3回目の抗がん治療を済ませました。
これがざっと5月の我が家の様子です。
自慢?の胸の飾り毛が風にワサワサなびいています。
検査のためにお腹の毛を刈られちゃったので普段は見えないものが見えてます^^;
2枚連続で後ろ姿には訳があります。
お尻の飾り毛もモッフモフしていましたね。
横向き姿がこれくらいしかないんだけど、
強風でなびいちゃっているけど毛量の豊かさがわかるってもんです。
ちなみに左端でひっくり返ってクネクネしているのはすみれたん。
悲しいがな今は抗がん剤の影響で胸、お尻の飾り毛はごそっと抜けました。
全体的に抜けているのでなんとなくスカスカしています。
尻尾だけ長いのも不思議だったのでそれに合わせて少々カットしました。
少し寂しい気がするけどこれからの季節、サマーカットしたと思えばいいかってなもんです。
5月の1ヶ月の様子をざっとまとめただけでもこの長文。
最後まで読んでくださりありがとうございました。